SteinbergのUR22mk2が故障したので、TASCAMのSeries 102iというオーディオインターフェースを買いました(売却済み)
102iを使うと、Bandicamの録画ボタンをクリックした瞬間にソフトウェアがクラッシュするトラブルが起きました。
結論としては、根本的な解決には至りませんでした。
クラッシュの原因は、動画フォーマット・コーデックの音声トラック上限を超えてしまうからでした。
以下に詳細を書きますが、仮想ミキサー(ソフトウェアミキサー)を使うことで解決しました。
オーディオインターフェースとは?
念のため書きますが、102iは「オーディオインターフェース」と呼ばれる、マイクやギター・ベースなどの楽器をパソコンに接続するための専門機器です。
3.5mm端子のマイクよりXLRを使うマイクの方が、音の解像度が高くノイズが少ない傾向にあります。
Steinberg UR22mk2のトラブル
iTunesなどの特定のソフトウェアで、スピーカーボリュームが0にならない
約2年使ったUR22mk2ですが、iTunesなど特定のソフトウェアで本体のスピーカーアウトのノブを0にしても、小さく音が出るトラブルに悩んでいました。
YouTubeの再生では起こりませんでした。ノブが物理的に壊れて、0にしても信号が少し漏れていたのでしょう。iTunesに登録している楽曲の音量が大きくて、スピーカーから出たのかなと。スピーカー自体のボリュームノブも真ん中だったので、これくらいしか原因が考えられません。
102iで困ったこととは
買い換えるなら、3万から5万円のミドルクラスのオーディオインターフェースを買おうと思っていましたが、新型コロナウイルスの影響でテレワークになる人が激増。仕事でマイクを使う人が増えたためか、オーディオインターフェースが品薄になり、MOTUのM2が半年待ちになってしまいました(現在は解消)
「そりゃあ待てんわ」と、サウンドハウスに在庫があったタスカム社の102iを買いました。
そこでトラブルが発生しました。102iとbandicamの組み合わせで画面をキャプチャーすると、ソフトがクラッシュしてしまいました。
原因は、音声が64トラックになってしまうことでした。拡張子によっては4トラック以下の音声しか録画できないようになっているため、録画開始ボタンを押すとBandicamが落ちてしまいます。
音声設定をWAV(無圧縮)にすると録画できるのですが、動画編集ソフトに取り込むと音声が64レーン表示されるようになりました。実際に音声が録音されているのは1レーンのみです。2から64レーンの音声を消せば問題なく素材として使えますが、録画データのサイズが激重で、実用的ではありません。
アフターサービスの窓口に問い合わせてみると「光INも常にオンになっているので、基本64トラックで録音されます。Bandicamが使えないとよくご質問を受けますが、仕様です」と回答がありました。
仮想ミキサーの「VoiceMeeter Banana」を使ってマイク入力を1 or 2トラックにミックスしてやるとBandicamで録画ができましたが、精神衛生的に気持ちが悪い。
これが嫌で、102iは1か月で売却しました。
結局、MOTUのM4がタイミングよく入手できたので、トラブルは解決しました。